ロング車座会議報告
2020年11月3日 こおりやま子ども若者ネット ロング車座会議報告
・グレースコミュニティサービスの新さんの挨拶からはじまった車座会議。10月はロング車座会議として今までの振り返りや議論を深める場として開催をしました。
アイスブレイクでは佐藤聡子さんから、出された「実は私○○なんです」という議題でグループで話し合いを行い、今まで知らなかった一面や、家族のこと、子どもの頃の話など多彩な話で盛り上がりました。
・次に、代表の鈴木綾さんから、こわかネットの理念の共有と沿革・振り返りのお話をいただきました。社会をユニバーサルデザイン化していこうという社会モデルの達成のために必要なのが「ネットワーク」という結論に至った経過についてお話を聞くことができました。特に、社会変革のためには「対処」と「解決」が必要であり、みんなで対処や解決を見つけ出していくのがネットワークの理念の特徴でもあるという話は大変興味深いものでした。。
・続いては、事務局の小林さんから、これまでの歩みについての経過の説明がありました。課題が見えてきた事に対して、支援者を育成したり、支援基盤の強化、子どもの声を聞くなどをしていくというこわかネットの今後の取り組みに至る経過を振り返る事ができました。
・次に会議の名前の通り、車座になり、皆さんの当初の現在の参加動機について一人ひとりから話を伺いました。当初の動機は皆さん様々で、おもしろそうという興味をもって参加していたり、横のつながりを求めて参加してたり、情報収集をしたいと思って参加したりと様々でしたが、皆に共通して車座会議の中でこれからの事を考えていく素地ができてきている様に思えました。また、それぞれの参加者の想いが、こわかネットとしての原動力になっているのだなと感じました。
・会場の空気も温まってきたところで、事務局の櫻井さんから、今までの課題やアジェンダの振り返りがありました。子ども若者期特有の社会議題とは何か、家族包摂・個人ケアからソーシャルワークアクションへの流れの中でもアツい議論になった不登校のことや相談につなげるにはどうしたら良いのかといった仕組みの問題など様々な議題についてこれまで話し合ってきたことを振り返りました。
・最後には今までの話しを踏まえて、みんながこわかでやりたい事についてグループディスカッションを行いました。それぞれのグループで話し合いが行われ、相談機関のハブ的な役割を担って欲しい、基金の設立や子ども。若者のつながりを作ること、色々な相談ができる窓口をつくること、自由な居場所を確保すること等など様々なアイディアが出されました。
個々のプランに関しては皆さんと深めて、できるところから取り組めるようにしていきたいです。
また、最後に今後の方向性としてSDGsの郡山版のローカル指標を作っていく事を考えていることが鈴木代表からの話としてありました。
・締めは恒例の深谷さんからのお言葉で、継続する必要性と励ましのお言葉があり、今泉さんの言葉で普段より1.5倍のロング車座会議は閉会しました。
全体を通じて、皆の想いの理解とこれからのこわかネットの進む道の共有ができたあたたかい会になりました。
これからも、皆で考えて、社会的な問題を対処と解決できるネットワークでありたいなと感じた車座会議でした。
まちなか広場Perch 岡部睦子
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