【インターン生レポート】あさか開成高校NPO講話に参加してきました!

本日はこわかネットへインターン生として活動していたつっつーによるレポートを紹介します!

こわかネットはあさか開成高校にて、校内居場所&探究サポートの取り組みをしています。(詳しくはこちら

今回先生からNPOを集めて講話を実施したい!とご相談をいただき、こわかネットの加盟団体やかかわりのあるNPOに集まっていただききました。

そのNPO講話参加したインターン生のつっつーが書いたレポートを是非ご覧ください。


 こおりやま子ども若者ネットワークのインターン生として、あさか開成高校のNPO講和を生徒と一緒に聞きました。

まず、一般社団法人グレースコミュニティサービスのお話を聞かせていただきました。普段見る団体は一つの事業部門のみという印象でしたが、5つの事業部門で活動している点に興味を持ったためこちらの団体に決めました。私が一番興味を持った部門は、社会教育部門(サマースクール)です。グレースコミュニティサービスはこのサマースクールから始まっており、夏休みの期間に子供たちを集めて「夏休みの日常」をという思いで活動している部門とのことです。夏休み期間の保護者の負担を減らし、かつ、子供たちに夏休みの思い出を作ることができる素晴らしい活動だと感じました。親が共働きで働いているため周りよりも夏休みのイベントが少ない環境を仕方ない環境として終わるのではなく誰もが平等に夏休みを楽しむことができる場所の必要性を感じました。講和の最後に幼少期の周りの環境・体験が成長に影響を及ぼすという動画を見て、なおさら、幼少期においての環境は大切であることを学びました。また、一番疑問であったグレースコミュニティサービスが何故5つの事業部門を持っているのかについて講演者の方に質問しました。回答は教会が母体となっているからこそ多くの人が一つの目的で集まっているのではなく、自然に人が集まるからこそ5つの事業部門ができたとのことでした。通常、団体を立ち上げるには、同じ意思を持った人が集って作られると思います。ですが、こちらの団体は人が多く集まる場所だからこそ、これをしてみよう・この方面に詳しい人がいるからやってみようと多くの取り組みができる新しい形の団体だと思いました。

次に、福島県中・県南地域若者サポートステーションのお話を聞かせていただきました。仕事の相談と言ったらハローワークを思い浮かべていましたが、サポートステーションはハローワークと何が違うのか疑問に思ったためこちらの団体に決めました。ハローワークは仕事の紹介であるのに対し、サポートステーションはその人が今後どのような方向性の仕事に就きたいか一緒に決めていく団体だとお話を聞いて思いました。仕事を辞めて転職したい・どこに就職すればいいのか分からないと働く前、働いている環境でも誰しも不安になることがあると思います。それは、仕事を通して得られる社会との繋がりが得られない恐れがあるからなのではと考えました。自分はまだ学生という身分だからこそ必然的に近くに社会がありますが、学生という肩書がなくなってしまったら別の社会に自分で行かなければなりません。それに対して自分は不安を抱える期間が来ると思います。ですが、そのような社会からの孤立になると不安になる状況でも、サポートステーションを通して社会・社会のマナーを知ることが出来き、次の自分に合う仕事探しを一緒に手伝ってくれる場所があると大きな安心に繋がると思います。「働くこと」への不安を減らすことのできるサポートステーションは、若者が将来を心配することなく行動できる懸け橋になっているのだと学びました。

どちらの団体からも自分が普段意識しないような子供の体験・若者の仕事などに目を向けた支援を行っていました。この講和を聞かなければ、これらの事例について困っている人がいるなんて知りえませんでした。日頃、自分が関わらないところに目を向けようと強く思える貴重な機会でした。


NPO法人こおりやま子ども若者ネットワーク

こわかネットは郡山市内の子ども若者に関わる活動をする団体・個人が集まって組織しているネットワーク団体です。

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