【活動報告】出張すきまcafe(校内居場所)を開催しました

弊団体では『居場所を失った人への緊急活動応援助成』を受けて、2021年9月より、若者世代が利用する公共スペースや学校内で出張の居場所活動を実施しています。

すきまcafeは、地域にある若者世代のサードプレイスとして毎週開催していますが、初めて行く場所であったり、サードプレイスというなじみの少ない文化でもあったりするため、ふらっと行くにもハードルが高い場所な気がしています。

そこで、少しでもその雰囲気を知ってもらえればと思い、普段すきまcafeでやっていることが体験できるよう、ボードゲーム(以下、ボドゲ)やレジンづくりコーナーなどを設置して午後の時間を自由に過ごしてもらえたらと考えました。


今回は第一学院高等学校(郡山キャンパス)さんのご協力のもと、11月15日(月)に出張すきまcafeを開催いたしました。

この日はネットワーク加盟団体である生き方工房necotaさんにも協力していただき、30種類以上のゲーム、漫画や本、ベースやウクレレなども教室内に設置しました。

「こんにちはー」挨拶もほどほどにしながら、「みんな自由に、興味あるもので遊んだりして大丈夫だよ♪」の説明でスタート。


「これ面白そう!」とボドゲで遊びだしたり。

「初めてやるんですけどどうしたらいんですか」とレジンづくりにチャレンジしだしたり。

「ウクレレやってみたかった」と楽器を弾きだしたり。

みんな思うがまま自分の関心があるところへ。

時間が経つにつれてレジンをつくっていた子がボドゲに夢中になっていたり。

楽器を弾きながら芸能人しりとりを始めたりと。

みんな教室を出たり入ったりしながら、良い感じでごちゃまぜになっていましたね。

(スタッフも自由に遊んでいましたよー!)


楽しそうな雰囲気が伝わったからか、初めは参加する気が無かった子も、窓から教室内をのぞき込んで…そのままボドゲに一緒に混ざったりしていました。

気がつけばあっという間の2時間。

すきまcafeっぽく、生徒の皆さんと一緒に片付けも行って終了になりました。

出張すきまcafeを通して、普段の場にも気軽に遊びにきてもらえると嬉しいですし、「こんな活動・コトがあったらな」という若者の声が出せる場を地域に増やしていけたらと思っています。


今年度中にもう1~2回くらい、第一学院さんにお邪魔して出張すきまcafeを計画しています。もしも他校でこういったことにご関心がある方がいらっしゃいましたら、いつでもご連絡いただければと思います。


そして協力してくれた生き方工房necotaさんもいろいろ活動しているので、ぜひ気になる方はそちらの活動も見てみてください。

ご協力いただいた皆様ありがとうございました。


●すきまcafeの日常はこちら↓

●生き方工房necotaさんの活動はこちら↓

NPO法人こおりやま子ども若者ネットワーク

こわかネットは郡山市内の子ども若者に関わる活動をする団体・個人が集まって組織しているネットワーク団体です。

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